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30代・40代の不妊治療

近年、晩婚化に伴う晩産化がさらに進んでおり、2011年の人口動態統計では、第1子出産時の母親の平均年齢が30.1歳と、初めて30歳を超えております。
欧州の不妊専門雑誌のデータによれば、19~26歳の女性では自然妊娠の確率が約5割なのに対して、27~34歳で4割、35~39歳は3割に落ちており、いわゆる「卵子の老化」の問題は、統計的に見ても妊娠を望む夫婦にとって、改めてしっかりと考えるべき問題だといえるでしょう。
確かに妊孕性(にんようせい)には個人差があるので、一概に35歳が壁である、40歳を過ぎたからこの治療法しかない、などという画一的なものでは決してありません。しかしながら、やはり統計的に加齢によって老化した卵子では、妊娠の確率が下がってしまうことは事実です。そんな中、治療をいつはじめたらいいか判断、決断ができずに時間が過ぎていく、ということが大きな問題となっているのではないでしょうか。
結婚年齢が上昇している昨今、少しでも気になることがあるときには、まず産婦人科医師への相談をしてみることが、個人差があるとはいえ、それぞれの限られた時間を有効に活用する為に大切なことと言えるでしょう。

 

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